「事務職に就きたいけれど、高卒だと不利なんじゃないか」——。求人票の「大卒以上」の文字を見て、応募する前にあきらめてしまった経験のある方もいると思います。
この記事は、高卒から事務職を目指す方に向けて、実情と進め方を整理したものです。先にお伝えすると、事務職には学歴不問・高卒OKの求人が確かにあり、学歴よりも見られているものがあります。
実情:事務の求人は「学歴不問」が少なくない
事務職の求人には、「学歴不問」「高卒以上」と書かれたものが一定数あります。とくに、中小企業の一般事務や、営業所・店舗に併設された事務では、学歴よりも人柄と実務への適性を重視する採用が珍しくありません。
一方で、大手企業の本社事務などでは「大卒以上」の条件がつくことも事実です。大切なのは、条件に合わない求人に消耗するのではなく、「学歴不問」の求人に狙いを定めることです。求人の探し方・見極め方は未経験OKの事務求人の探し方にまとめています。なお、学歴以外の「難しさ」の正体(応募が集中する・経験者と比べられる・年齢で絞られる)は事務は未経験だと難しい?で分解しています。
学歴より見られている3つのこと
未経験・学歴不問の事務採用で、実際に見られているのは次の3つです。
- 基本的なPC操作ができるか、覚える姿勢があるか
- ていねいさ・正確さ・あいさつなど、一緒に働く土台
- 長く続けてくれそうか(「なぜ事務なのか」が語れるか)
言いかえると、この3つは学歴と関係なく、今から準備で埋められるものです。私(当サイト運営者)は37歳・未経験で事務に転職しましたが、面接で学歴の話が中心になったことはなく、聞かれたのは「何をしてきたか」「PCは使えるか」「なぜ事務か」でした(→体験談)。
準備で差がつくところ:PCと資格
まずはPCの基礎から
事務の実務で最初に問われるのは、学歴ではなくPCです。タイピング、ExcelとWordの基本操作——ここに苦手意識がなければ、未経験でも「教えれば戦力になる」と見てもらえます。独学の進め方はExcelとWordの独学ロードマップをどうぞ。
資格は「学歴の代わりの証明」として使える
高卒からの事務就職で、資格は「学ぶ姿勢と基礎力の証明」として学歴を補ってくれます。おすすめは実務に直結する2つです。
どちらも学歴・年齢に関係なく受けられます。「資格がないと受からない」わけではありませんが、書類で目に留まる材料が一つ増えます。
一人で進めるのが不安なら
「高卒だと、そもそもどの求人に応募していいか分からない」というときは、学歴不問で使える就職エージェントに相談する方法があります。
UZUZ(ウズウズ) は、既卒・フリーター・第二新卒の就職支援を専門とするエージェントで、最終学歴が高卒以上の方なら利用できます(対象は18〜29歳の方です)。学歴に自信がない状態からの相談を前提に、書類添削や面接対策までサポートしてもらえます。
20代で事務職と決めている方は、未経験事務に特化した ミラキャリ に相談する選択肢もあります。
まとめ:学歴は変えられないが、見られているものは準備できる
高卒から事務職への道は、確かにあります。ポイントは、学歴不問の求人に狙いを定めること、そしてPC・ていねいさ・「なぜ事務か」という、学歴と関係なく評価される部分を準備することです。変えられない過去より、今から埋められるところに時間を使っていきましょう。
あわせて読みたい記事はこちらです。