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気持ち・不安

日用品や工具の販売から、未経験で事務職に転職した私の話

2026/6/17公開

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このサイトを運営している私自身の話を、正直に書きます。私は日用品や工具の販売を約10年続けたあと、37歳・未経験で事務職へ転職しました。順調だったわけではなく、約60社に応募して書類が通ったのはたった5社、という時期もありました。それでも事務に変われた経緯を、同じように悩む方の参考になればと思い、お伝えします。

※あくまで「私の場合は」という体験です。同じやり方で必ず受かるという話ではありません。

10年間、日用品や工具を売っていた

私はもともと、日用品や工具を扱うお店で、販売・接客の仕事を約10年していました。接客は嫌いではありませんでしたが、続けるうちに、いくつか気になることが出てきました。

この3つが重なって、「腰を据えて働けて、時間も作れる仕事に変わりたい」と考えるようになりました。そこで思い至ったのが、事務職でした。

37歳・未経験。書類選考で落ち続けた

とはいえ、現実は甘くありませんでした。当時の私は37歳で、事務はまったくの未経験。応募できる求人自体が少なく、年齢不問と書かれていても、書類でどんどん落とされました。転職活動は、結局1年ほど続きました

「未経験歓迎と書いてあるのに、なぜ通らないんだろう」——。あのときの不安は、いま振り返ってもよく覚えています。それでも、もともと販売の仕事にやりがいを感じていたこともあり、目の前の接客にも転職活動にも、腐らずに前向きでいられたのは、自分にとって救いでした。

転機:大手ばかり見ていた私が、中小企業に目を向けた

落ち続けた一番の原因は、いま思えば応募先の選び方でした。当時の私は大手志向が強く、名前の知れた会社ばかりに応募していたのです。

転機は、転職エージェントからのひとことでした。「年齢的に、大手の未経験事務は厳しいことが多い」。そのうえで、「中小企業にも目を向けてみては」と勧められたのです。

中小企業には、伸び盛りで規模を広げている会社があり、そういう会社は「未経験でもいいから、いろいろな人材を探している」ことがある——。この助言が、合格につながったのだと思います。狙う場所を変えただけで、ぐっと前に進み始めました。

評価されたのは、販売時代の「経験」だった

最終的に受かった会社は、まさに規模拡大の真っ最中で、社内のルールづくりと従業員教育が急務になっていました。

面接でプラスに働いたのは、販売時代の経験だったと感じています。私は当時、店舗で副店長を務め、社員教育を担当していました。その経験が、「ルールづくりや教育を任せられそう」と好感を持ってもらえたのだと思います。

未経験でも、前の仕事の経験が、思わぬ形で武器になる——これは大きな気づきでした。

準備としてやっていたこと

振り返ると、特別な対策はしていないものの、次のことが役に立ちました。

売る側から、支える側へ

私は今、総務部の庶務担当として働き、経理の補助も受け持っています。これまでは売上を作る側でしたが、今度は会社を支える側です。販売の現場を知っているぶん、「現場の気持ちがわかる事務員」として動けているのは、自分の強みだと思っています。

もちろん大変なこともあります。売上150億規模の会社を、総務・経理・会計・庶務をたった4人で回しているので、日々の業務に追われる毎日です。事務は楽、というイメージとは少し違いました。

もうひとつ意外だったのは、事務職でも、思ったより体力を使うことです。入荷した備品の格納、購入した家具の組み立てや運搬、書類の持ち運びなど、体を動かす場面はそれなりにあります(さすがに前職ほどではありませんが)。そして、工具を売っていた経験のおかげか、家具の組み立ては説明書を読まなくてもできるので、その点は職場で重宝されています。前の仕事の経験は、こんなところでも生きてくるのだと感じています。

同じように「販売から事務へ」と悩む人へ

最後に、当時の自分に伝えるつもりで、いくつか書いておきます。

このサイトでは、こうした経験をもとに、未経験から事務を目指す方の役に立つ記事を書いています。よければ、あわせて読んでみてください。