「事務に就きたいけれど、ExcelやWordを習いに行くお金も時間もない」「独学で本当に身につくの?」——。PC操作の準備は、未経験で事務を目指す人がぶつかりやすい壁です。
この記事は、その「Excel・Wordを独学できる?」という悩みに、転職支援の現場でよく使われる考え方をもとにお答えするものです。結論から言うと、事務で求められる範囲なら独学で十分に届きます。進め方を整理していきましょう。
なお「そもそも事務にどこまでのPCスキルが必要か」は、未経験事務に向けたPCスキル準備で説明しています。あわせて読むと、ゴールが見えやすくなります。
独学で目指すゴールの目安
最初に「どこまでできれば十分か」を決めておくと、迷わず進められます。事務の入り口としては、次のくらいが目安です。
- Word:文書を作り、文字の大きさ・配置・表を整えられる
- Excel:表に入力し、合計(SUM)・平均(AVERAGE)など簡単な関数が使える
- Excel:オートフィルや並べ替え・簡単な表の見た目を整えられる
- 共通:印刷の設定、PDF保存ができる
最初から関数を山ほど覚える必要はありません。**「基本の入力と、簡単な計算・整え」**ができれば、入り口としては十分です。
何から始める?おすすめの順番
独学が続かない一番の原因は、「あれもこれも」と欲張ることです。次の順番なら、無理なく積み上がります。
- タイピング——見ずに、止まらず打てるように。無料の練習サイトで毎日少しずつ。
- Wordの基本——文書作成・文字の装飾・表の挿入をひと通り。
- Excelの入力と基本操作——表の入力、オートフィル、並べ替え。
- Excelの簡単な関数——SUM・AVERAGE など、使う頻度の高いものから。
ポイントは、手を動かしながら覚えることです。読むだけ・見るだけでは身につきにくいので、必ず自分で同じ操作をしてみてください。
独学の教材はどう選ぶ?
教材は「自分が続けやすい形式」で選ぶのが一番です。相性があるので、合わなければ変えて大丈夫です。
- 本(書籍)…手元で見ながら進めたい人向け。「事務」「基本」と書かれた入門書がおすすめ
- 動画…操作を目で見て真似したい人向け。実際の画面の動きが分かりやすい
- 無料の練習サイト…タイピングや基礎の反復に便利
大切なのは、1冊・1講座をやりきること。あれこれ手を広げるより、決めた教材を最後まで進める方が力になります。
つまずきにくくするコツ
- 1回15〜30分でいいので、毎日続ける(間隔を空けすぎない)
- 「完璧」を目指さない。よく使う操作から覚える
- 覚えた操作で、家計簿や予定表など“自分のもの”を作ってみる
- 分からない操作は、その都度ネットで調べるクセをつける
特に、自分のために何かを作ってみるのが上達の近道です。「やらされる練習」より、ぐっと身につきやすくなります。
「勉強中」も立派なアピールになる
完璧になるまで応募を待つ必要はありません。面接で「今、ExcelとWordを独学で勉強しています」と準備している姿勢を伝えると、前向きさが評価されることがあります。未経験だからこそ、学ぶ姿勢そのものが強みになります。
まとめ:事務のExcel・Wordは、独学で十分届く
事務で求められるExcel・Wordは、基本の入力と簡単な計算・整えが中心で、独学で十分に身につく範囲です。タイピング → Word → Excel の順で、毎日少しずつ。自分のための表を作りながら進めると、楽しく続けられます。完璧を待たず、今日から手を動かしてみましょう。
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