「未経験でも事務の派遣に登録できる?」「派遣会社がたくさんあって、どこを選べばいいか分からない」——。派遣を入り口にしようと思っても、会社選びの段階でつまずきやすいものです。
この記事は、未経験から事務職を目指す方の「派遣会社の選び方」という悩みに、転職支援の現場でよく使われる考え方をもとにお答えするものです。見るポイントを知っておけば、登録前の迷いが軽くなります。
なお、派遣そのもののしくみ(登録型・紹介予定派遣の違いなど)は、派遣・紹介予定派遣から事務未経験で正社員を目指す方法で詳しく説明しています。あわせて読むと流れがつかめます。
事務に強い派遣会社の見分け方
派遣会社には、それぞれ得意分野があります。事務を目指すなら、オフィスワークに強い会社を選ぶのが基本です。次の点で見分けられます。
- 「事務・オフィスワーク」の求人を多く扱っている
- 「未経験OK」「初めての方歓迎」の事務求人がある
- 未経験者向けのPC講習・スキル研修が無料で受けられる
- 担当者(コーディネーター)のサポートがある
求人の数だけでなく、未経験者を育てるしくみがあるかどうかが、未経験にとっては大きな差になります。
登録前に確認したいポイント
登録は無料ですが、「とりあえず全部」では疲れてしまいます。次を確認してから絞ると、ムダが減ります。
- 対応エリア…自分の通える範囲の求人があるか
- サポート内容…PC講習・スキルアップ支援があるか
- 正社員化の道があるか…紹介予定派遣など、将来の選択肢があるか
- 口コミの傾向…担当者の対応や連絡のこまめさ(過度に鵜呑みにはしない)
「大手だから安心」も一つの目安ですが、自分の通えるエリアに事務求人があるかの方が、実際には大事です。
30代後半で登録する場合は、これに同世代の紹介実績があるかを足して、最初の面談で聞いてみてください。「未経験の30代後半で、事務に就いた方はいますか」と率直に尋ねるだけで、その会社が自分の状況を扱い慣れているかが見えてきます。年齢の不安そのものは30代・40代から未経験で事務は厳しい?で整理しています。
1社にしぼらず、2社ほど登録して比べる
派遣会社は、複数登録して比べる人が多いです。会社によって扱う求人が違い、担当者との相性もあるためです。
- 紹介される求人の幅が広がる
- 担当者を比べて、合う人と進められる
- 1社の紹介が止まっても、活動が滞らない
ただし、増やしすぎると連絡の管理が大変になります。まず2社ほどから始めるのがちょうどよい目安です。
私の場合:派遣は使っていません(そのうえで言えること)
正直にお伝えすると、私(当サイト運営者)は派遣会社に登録していません。37歳・未経験で事務職を目指したとき、正社員の求人だけに応募していたためです。ですから「この派遣会社が良かった」と、実体験でお伝えすることはできません。この記事は、あくまで一般的な考え方をもとにまとめています。
そのうえで、担当者と一緒に進める活動について、一つだけ実感していることがあります。私が事務職に移れたきっかけは、転職エージェントの担当者に、正直な状況を話せたことでした。大手ばかり受けて落ち続けていることを隠さず伝えたら、「中小・伸び盛りの企業にも目を向けては」と方向を変えてもらえたのです(→体験談)。
派遣会社のコーディネーターも、間に立って求人を探してくれる人という点では同じです。見栄を張らず、できること・できないこと・譲れない条件を正直に伝える——登録後にやることとして、ここだけは強くおすすめしたいところです。
登録後にやっておくとよいこと
登録したら、希望と今の状況を正直に伝えることが大切です。未経験であること、PCはどのくらい使えるか、通える範囲、働き方の希望——これらを共有しておくと、合う求人を出してもらいやすくなります。
PC操作に不安があれば、無料のスキル講習を活用しましょう。働きながらスキルを足していけるのが、派遣の良いところです。
まとめ:「事務に強い・未経験を育てる」会社を、2社ほど
事務の派遣会社選びは、オフィスワークに強く、未経験者を育てるしくみがある会社を選ぶのが基本です。対応エリアとサポート内容を確認し、まず2社ほど登録して比べてみましょう。合う担当者と進められれば、未経験でも事務の一歩を踏み出しやすくなります。
今日からの手順は、この3つです。
- 候補を2社に絞る……対応エリアと「事務・オフィスワーク」の求人数で選ぶ
- 面談で3つ質問する……未経験者向けのPC講習/同世代の紹介実績/紹介予定派遣の有無
- 正社員の求人も並行して見る……未経験OKの事務求人の探し方で、窓口を複数持っておく
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