「事務の面接で何を聞かれるかは分かったけれど、実際の答え方の例が見たい」——。質問の傾向を知っても、いざ自分の言葉にするのはむずかしいものです。
この記事は、未経験から事務職を目指す方に向けて、よくある質問の回答例を集めたものです。転職支援の現場でよく使われる考え方をもとに作った、架空の人物の回答例です。◯◯を自分の状況に置きかえて使ってください。
面接で聞かれること全体は未経験事務の面接で聞かれることに、自己紹介の例文は事務の面接の自己紹介 例文にまとめています。
Q1.「志望動機を教えてください」
前職の経験と「なぜ事務か」をつなげて答えます。
前職のアパレル販売では、接客に加え、売上や在庫の管理など数字を正確に扱う業務に取り組んでまいりました。その中で、正確さや人を支える仕事にやりがいを感じ、より腰を据えてその力を活かせる事務職を志望しております。御社の◯◯(事業・社風など)に魅力を感じ、応募いたしました。
くわしい型は志望動機の例文記事もどうぞ。
Q2.「前の仕事を辞めた(辞める)理由は?」
不満をそのまま言わず、前向きな理由に言いかえます。
接客の仕事にやりがいを感じておりましたが、一つの業務にじっくり向き合い、長く専門性を高めていける働き方に魅力を感じるようになりました。腰を据えて会社を支える事務職に挑戦したいと考え、転職を決めました。
- ✕「立ち仕事がつらい」「人間関係が嫌」
- ◯「腰を据えて長く働きたい」「これまでの経験を活かせる事務に挑戦したい」
Q3.「あなたの強みは?」
強みを1つに絞り、具体例とセットで答えます。
私の強みは、正確にていねいに取り組むことです。前職では毎日の売上金管理を担当し、差異が出ないよう確認の手順を決めて取り組んでまいりました。この正確さを、データ入力や書類管理といった事務の仕事で活かしたいと考えております。
くわしい型は自己PRの例文記事もどうぞ。
Q4.「パソコンはどのくらい使えますか?」
正直に、できることとできないことを答えます。学習中であることも前向きに。
Wordでの文書作成と、Excelでの表入力やSUMなどの基本的な関数は使えます。関数はまだ得意とは言えませんが、現在MOSの取得に向けて学習を続けており、入社後も早く慣れられるよう努めてまいります。
できないことを隠すより、学ぶ姿勢を見せる方が好印象です。
Q5.「事務は地味な作業も多いですが、大丈夫ですか?」
事務の現実を理解していることを示しつつ、前向きに答えます。
はい。前職でも、レジ締めや在庫管理など、地道で正確さが求められる作業を毎日続けてまいりました。コツコツ取り組むことは苦になりません。むしろ、ていねいに積み重ねる仕事に向いていると感じております。
Q6.「最後に何か質問はありますか?」(逆質問)
「特にありません」は避け、一つ用意しておきます。
入社までに勉強しておくとよいことがあれば教えていただけますか?
逆質問の例は面接で使える逆質問の記事にまとめています。
回答を準備するときのコツ
- 退職理由・志望動機は、前向きな言い方に変える
- 強みは1つに絞り、具体的な場面とセットにする
- PCは正直に。できないことは「学習中」と添える
- 丸暗記せず、声に出して一度練習する
面接が不安なら練習を
「答え方に自信がない」というときは、転職エージェントの面接対策を受けるのも有効です。よく聞かれる質問の答え方を、事前に一緒に準備してもらえます。書類添削から面接対策まで、無料で受けられます。
まとめ:答え方には「型」がある
面接でよく聞かれる質問は決まっています。退職理由は前向きに、強みは具体例とセットで、PCは正直に——この型を押さえ、上の回答例を自分の言葉に置きかえれば、当日落ち着いて答えられます。丸暗記せず、声に出して練習しておきましょう。
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