「面接のはじめの『自己紹介をお願いします』で、何を話せばいいの?」「志望動機と同じになってしまう」——。最初の自己紹介は、つまずきやすく、印象を左右する場面です。
この記事は、未経験から事務職を目指す方に向けて、面接の自己紹介の例文をまとめたものです。転職支援の現場でよく使われる考え方をもとに作った、架空の人物の例文です。◯◯を自分の言葉に置きかえて使ってください。
自己紹介と志望動機は違う
まず整理します。最初の自己紹介は、くわしい志望動機を語る場ではありません。
- 自己紹介:名前+これまでの経験+ひとことの意欲(1分程度)
- 志望動機:なぜこの仕事・この会社か(別の質問で深く聞かれる)
自己紹介は、「どんな人か」を簡潔に伝えるのが役割です。志望動機を全部話そうとしないのがコツです。
1分の自己紹介の構成
- ① あいさつ+氏名
- ② これまでの仕事(職種・年数・主な業務)
- ③ 事務に活かせる経験を一言
- ④ 「本日はよろしくお願いします」で締める
例文①:アパレル販売 → 一般事務(約1分)
◯◯◯◯(氏名)と申します。前職では、アパレル販売店で約5年間、接客販売を担当してまいりました。販売の業務に加え、レジや売上金の管理、在庫の管理など、数字を正確に扱う仕事にも取り組んでまいりました。こうした正確さやていねいさは、事務のお仕事でも活かせるのではないかと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
例文②:アルバイト(カフェ)→ 一般事務(約1分)
◯◯◯◯(氏名)と申します。これまで、カフェでのアルバイトを通じて、接客やレジ・在庫の管理に携わってまいりました。正社員としての経験はございませんが、正確さを大切に、コツコツと続けることを心がけてまいりました。この経験を、事務のお仕事でも活かしていきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
例文③:30秒の短い自己紹介
「簡単に」と言われたときのための、短い版も用意しておくと安心です。
◯◯◯◯と申します。前職では販売の仕事で、接客と売上・在庫の管理を担当してまいりました。正確さを活かして、事務職に挑戦したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
避けたいNG例
- 長すぎる(3分も話す/職歴をすべて細かく並べる)
- 志望動機を全部語ってしまう(あとの質問と重複する)
- 「特にありません」と短すぎる
- 声が小さく、早口で聞き取りにくい
自己紹介は、長さは1分前後、明るくはっきりとが基本です。内容より、落ち着いた話し方の方が印象に残ります。
話し方の練習も有効
「うまく話せるか不安」というときは、転職エージェントの面接対策を受けるのも有効です。自己紹介や受け答えを、事前に一緒に練習してもらえます。書類添削から面接対策まで、無料で受けられます。
まとめ:自己紹介は「簡潔に・明るく」
面接の自己紹介は、名前+これまでの経験+ひとことの意欲を、1分前後で簡潔に。志望動機を全部語る必要はありません。上の例文を自分の言葉に直し、声に出して一度練習しておけば、最初の場面を落ち着いて乗り切れます。
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