「正社員で働いたことがなく、アルバイトの経験しかない」「職務経歴書に書けることが少なくて不安」——。パートやアルバイトの経験で事務に応募するとき、ここで手が止まる人は多いです。
この記事は、その「パート・アルバイト経験で職務経歴書を書く」という悩みに、転職支援の現場でよく使われる考え方をもとにお答えするものです。結論から言うと、アルバイトの経験も、立派に職務経歴書に書けます。書き方と例文を見ていきましょう。
アルバイト経験も「職歴」として書いてよい
まず安心してほしいのは、アルバイトやパートの経験も職務経歴書に書いてよいということです。大切なのは「雇用形態」より、「どんな業務に、どう取り組んだか」です。
レジ・接客・在庫管理・発注など、アルバイトで担当した業務には、事務で活きる力がたくさん含まれています。そこを具体的に書けば、未経験でもしっかり伝わります。
職歴が浅い・少ないときの見せ方
「期間が短い」「数が少ない」と感じても、書き方で印象は変わります。
- 雇用形態(アルバイト・パート)は正直に明記する
- 担当した業務を、具体的に書き出す(少なくても中身で見せる)
- 数字・正確さ・継続して取り組んだことを前に出す
- 「学ぶ姿勢」「PCを独学中」など、これからの前向きさも添える
短くても、中身がていねいに書かれていればマイナスにはなりません。
記入例:アルバイト(カフェ・コンビニ)→ 一般事務
※架空の人物の記入例です。
◯◯は自分の状況に置きかえてください。
【職務要約】
学生時代から現在まで、カフェおよびコンビニエンスストアでのアルバイトを通じて、接客、レジ・釣銭の管理、商品の発注や在庫確認に携わってまいりました。正社員としての勤務経験はありませんが、数字を正確に扱う業務やお客様対応に継続して取り組んでおります。これらの経験を、正確さとていねいさが求められる事務職で活かしたいと考えております。
【職務経歴】
◯◯カフェ(アルバイト/20XX年X月〜現在)
- レジ業務、釣銭・売上金の管理
- ドリンク・備品の在庫確認、発注の補助
- 新人アルバイトへの簡単な指導
◯◯コンビニエンスストア(アルバイト/20XX年X月〜20XX年X月)
- レジ業務、品出し、在庫管理
- 公共料金の支払いや宅配などの各種受付対応
【活かせる経験・スキル】
- 数字の正確な扱い:レジ・釣銭の管理を継続して担当
- PCスキル:スマホ・PCでの入力に慣れている。Word・Excelを独学中
- 接客対応:幅広い年代のお客様への、ていねいな応対
- 継続力:学業と両立しながら、同じ職場を長く続けてきた
【自己PR】
私の強みは、コツコツと正確に取り組む姿勢です。アルバイトでは、レジや釣銭の管理を任され、金額に差異が出ないよう毎回確認することを習慣にしてきました。地道な作業を続けることが苦になりません。この正確さとていねいさを、データ入力や書類の管理など、事務の仕事で活かしたいと考えております。
ブランクがある場合は?
働いていない期間(ブランク)があっても、正直に書いて大丈夫です。資格の勉強や家庭の事情など、前向きな・事実の説明を簡潔に添えれば問題ありません。ブランクの伝え方は、ブランク・フリーターから事務職を目指す記事でもくわしく説明しています。
書き方に迷ったら相談を
「アルバイト経験をどう見せればいいか分からない」というときは、転職エージェントに相談・添削してもらうのが近道です。少ない職歴でも、事務向けにどう書くかを一緒に考えてもらえます。求人紹介や面接対策まで、無料でサポートを受けられます。
まとめ:アルバイト経験も、中身で見せれば伝わる
正社員の職歴がなくても、アルバイト・パートの経験は職務経歴書に書けます。雇用形態は正直に書き、担当業務を具体的に。数字・正確さ・継続力を前に出せば、未経験でもしっかり伝わります。上の記入例を、自分の言葉に置きかえて使ってみてください。
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