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未経験から事務の職務経歴書|書き方と構成テンプレ・例文

2026/6/25公開

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未経験事務の職務経歴書|構成テンプレとそのまま使える記入例

「未経験で事務に応募したいけれど、職務経歴書に何をどう書けばいい?」「実際の書き方の見本がほしい」——。書き方の正解が見えないと、最初の一行で手が止まってしまいます。

この記事は、その「未経験事務の職務経歴書の書き方」という悩みに、転職支援の現場でよく使われる考え方をもとにお答えするものです。構成テンプレと、そのまま参考にできる記入例(例文)を用意しました。自分の状況に近い例を、言葉を入れ替えて使ってください。

なお、「販売・接客の経験を事務向けに言いかえるコツ」はこちらの記事で、「履歴書との違い・書き分け」はこちらの記事でくわしく説明しています。

職務経歴書の基本構成(テンプレ)

未経験の事務応募では、次の4つの順番が読みやすく、書きやすいです。

職務経歴書の構成
  • ① 職務要約(3〜4行)…これまでの仕事を要約し、最後に「事務職を志望」と添える
  • ② 職務経歴…会社・期間・仕事内容。事務に通じる業務を具体的に
  • ③ 活かせる経験・スキル…PCスキル・数字管理・対応力などを箇条書き
  • ④ 自己PR…強みと、事務でどう活かすか(前向きに)

この型に沿えば、未経験でも「伝わる職務経歴書」になります。以下、記入例で具体的に見ていきましょう。

記入例①:アパレル販売 → 一般事務

※架空の人物の記入例です。◯◯は自分の状況に置きかえてください。

【職務要約】

アパレル販売店にて約5年間、接客販売を中心に、レジ・売上金の管理、在庫管理や発注、スタッフの教育に携わってまいりました。日々の売上データの集計や在庫数の確認など、数字を正確に扱う業務にも取り組んでおります。これらの経験を活かし、正確さとていねいさが求められる事務職として貢献したいと考え、志望いたしました。

【職務経歴】

株式会社◯◯(20XX年X月〜現在)/アパレル販売店・販売スタッフ

  • 接客販売、レジ業務、売上金・釣銭の管理
  • 在庫管理・発注・棚卸し(Excelで在庫数を管理)
  • 売上データの日次集計、店舗目標の進捗確認
  • 新人スタッフの教育、シフトの調整

【活かせる経験・スキル】

  • PCスキル:Word(文書作成)、Excel(表入力・SUMなどの基本関数)。MOS取得に向けて学習中
  • 数字を扱う正確さ:売上金・在庫数の管理を約5年間担当
  • 対応力:来店客やクレームへの、落ち着いたていねいな応対
  • 段取り力:接客と在庫管理を並行して進めたマルチタスク

【自己PR】

私の強みは、数字を正確に、ていねいに扱うことです。販売店では毎日の売上金管理や在庫確認を担当し、差異が出ないよう確認の手順を決めて取り組んでまいりました。この正確さと、相手の立場で考える対応力は、事務職でも社内外のやりとりやデータ管理に活かせると考えております。一日も早く戦力になれるよう、ExcelやWordの学習も続けております。

記入例②:飲食ホール → 営業事務

職種が変わっても、考え方は同じです。前職の業務を「事務で活きる力」に翻訳します。

【職務要約】

飲食店のホールスタッフとして約3年間、接客に加え、電話での予約・顧客情報の管理、食材の発注、シフトの調整を担当してまいりました。混雑時に複数の業務を同時に進める中で、正確さと段取りを大切にしてきました。これらの経験を、社内外の調整や数字の管理が求められる営業事務として活かしたいと考えております。

【職務経歴】

株式会社◯◯(20XX年X月〜現在)/飲食店・ホールスタッフ

  • 接客、案内、会計(1日約◯組の来店対応)
  • 電話での予約受付、予約表・顧客情報の管理
  • 食材の発注数の確認、納品チェック
  • アルバイトメンバーのシフト調整、新人への業務指導

【活かせる経験・スキル】

  • 電話応対:予約・問い合わせ対応を約3年間担当(復唱・記録の習慣あり)
  • 調整力:席の配分やシフトなど、複数の希望を整理して組み立てる業務
  • 数字の管理:会計・発注数・売上締めの確認
  • PCスキル:Excelでのシフト表・発注表の入力、タイピングは日常的に使用

【自己PR】

私の強みは、忙しい状況でも優先順位を整理して、正確に対応する力です。ホールでは接客・電話・会計が重なる場面が日常で、その中でも聞き間違いや金額の誤りを防ぐ確認を徹底してまいりました。営業事務は、営業担当の方や取引先との調整、受発注の正確な処理が大切な仕事と伺っております。現場で培った調整力と正確さで、営業活動を支える存在として貢献したいと考えております。

記入例③:コールセンター → 一般事務

【職務要約】

コールセンターのオペレーターとして約2年間、お客様からのお問い合わせ対応と、対応内容のシステム入力・管理を担当してまいりました。1日約◯件の対応の中で、聞き取りの正確さと、次の担当者に伝わる記録づくりを心がけてまいりました。この「聞く・入力する・整理して残す」経験を、データ入力や書類作成が中心となる一般事務で活かしたいと考えております。

【職務経歴】

株式会社◯◯(20XX年X月〜現在)/コールセンター・オペレーター

  • 商品・サービスに関する問い合わせ対応(受電、1日約◯件)
  • 対応履歴のシステム入力、テンプレート文書の作成補助
  • よくある質問のまとめ資料の更新(Wordで作成)

【活かせる経験・スキル】

  • タイピング:通話をしながらの同時入力を日常的に担当
  • 電話応対:敬語・クッション言葉を用いたていねいな対応
  • 文書作成:Wordでの資料更新、分かりやすい記録の作成
  • 正確さ:入力ミスを防ぐ自分なりのダブルチェックの習慣

【自己PR】

私の強みは、相手の話を正確にくみ取り、分かりやすく記録に残す力です。コールセンターでは、口頭の情報をその場で整理してシステムに入力し、誰が読んでも状況が分かる記録を意識してまいりました。事務職では、電話応対とデータ入力の両方でこの経験を活かし、正確でていねいな仕事を積み重ねてまいります。

記入例④:30代・販売リーダー → 総務事務(マネジメント経験を活かす)

30代の方は、実務に加えて「まとめてきた経験」を必ず入れましょう。役職の有無より、「何をまとめたか」が伝わることが大切です。

【職務要約】

販売の仕事に約10年間従事し、後半の◯年間は副店長として、売上金の管理、在庫・発注の管理に加え、スタッフの教育とシフト調整など店舗運営を担ってまいりました。人と仕組みを整えて現場を支える仕事にやりがいを感じ、その経験を専門的に活かせる総務・一般事務を志望しております。実務の正確さと、チームをまとめてきた経験の両面で貢献したいと考えております。

【職務経歴】

株式会社◯◯(20XX年X月〜現在)/小売店・販売スタッフ→副店長

  • 接客販売、売上金・釣銭の管理、日次の売上報告
  • 在庫管理・発注・棚卸し(Excelで管理表を運用)
  • スタッフ約◯名の教育担当(接客手順のマニュアル作成)
  • シフトの作成・調整、本部との連絡・報告業務

【活かせる経験・スキル】

  • マネジメント:新人教育・手順書づくり・シフト調整を約◯年間担当
  • 数字の管理:売上金・在庫の管理と日次報告を約10年間担当
  • PCスキル:Excel(管理表の作成・SUM等の基本関数)、Word(マニュアル作成)
  • 調整力:スタッフの希望と店舗運営の両立、本部との調整

【自己PR】

私の強みは、現場を「整えて、まとめる」力です。副店長として、業務の手順書づくりや新人教育、シフト調整を担い、人によって差が出ていた業務のやり方を統一した経験があります。事務職は未経験ですが、総務の仕事には、社内のルールづくりや部署間の調整など、この経験がそのまま活きる場面が多いと考えております。腰を据えて長く働き、実務とあわせて職場を支える存在になりたいと考えております。

このパターンは、当サイト運営者の実体験(販売10年・副店長→37歳で総務事務へ)をもとにした構成です。くわしい経緯は体験談をどうぞ。

職務要約だけの追加パターン(工場・介護・ブランクあり)

冒頭の「職務要約」だけ、他の状況のパターンも置いておきます。②〜④の型と組み合わせて使ってください。

工場・製造から:

工場での製造業務に約◯年間従事し、手順書に沿った正確な作業と、検査数値の記録・日報の作成を担当してまいりました。決められたことを確実に積み重ねる姿勢と記録の習慣を、データ入力や書類管理が中心の事務職で活かしたいと考えております。

介護・医療の現場から:

介護施設にて約◯年間、利用者様の生活支援に加え、介護記録の作成・共有、ご家族への連絡調整を担当してまいりました。正確な記録と、相手に合わせたていねいな対応を大切にしてきた経験を、事務職での書類作成や電話応対に活かしたいと考えております。

ブランク(離職期間)がある場合:

前職では約◯年間、販売の仕事に従事し、レジ・在庫の管理を担当してまいりました。退職後は家庭の事情により◯年間仕事を離れておりましたが、その間もパソコンの学習(Excel・タイピング)を続けてまいりました。培った正確さと学習の継続力を、事務職で発揮したいと考えております。

ブランクは隠さず、期間中に続けていたことを1つ添えるのがポイントです。

よくあるつまずき Q&A

Q. 転職回数が多くて書ききれません

すべてを同じ分量で書く必要はありません。事務につながる経験がある職歴を厚く、それ以外は会社名・期間・一行の業務内容にとどめてOKです。「一貫して接客・数字の管理に携わってきた」など、職歴に共通する軸を職務要約で示せると、回数の多さより一貫性が伝わります。

Q. アルバイト経験しかありません

アルバイトも立派な職歴として書けます。書き方の実例はパート・アルバイト経験で書く事務の職務経歴書にまとめています。

Q. 何枚にまとめるべき?

未経験の応募ならA4で1〜2枚が目安です。書くことが少ない場合は1枚で問題ありません。逆に3枚以上になる場合は、事務に関係の薄い記述を削りましょう。

Q. 手書きとパソコン、どちらで作る?

指定がなければパソコン作成がおすすめです。事務職は書類をPCで作る仕事なので、職務経歴書自体が「WordやExcelを使える証明」になります。

書くときのコツ

伝わる職務経歴書のポイント
  • 「接客が得意」で終わらせず、数字・正確さ・段取りに話を寄せる
  • 応募先ごとに「光の当て所」を変える(求人票の求める人物像に合わせて、前に出す業務・力を調整。同じ経験でも見せ方はひとつではない)
  • 抽象的な言葉より、具体的な業務(何を・どう)を書く
  • PCスキルは「何ができるか」を具体的に(入力・簡単な関数など)
  • 強みは1〜2個に絞り、エピソードとセットにする
  • A4で1〜2枚に収める。誤字・空欄・古い日付は提出前に必ず確認

書き上げたら、添削してもらうと早い

「この内容で伝わるか不安」というときは、転職エージェントに添削してもらうのが近道です。未経験の経験を事務向けにどう見せるか、プロの視点でアドバイスしてもらえます。求人紹介や面接対策まで、無料でサポートを受けられます。

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まとめ:型と例文があれば、未経験でも書ける

職務経歴書は、職務要約 → 職務経歴 → 活かせるスキル → 自己PRの型に沿えば、未経験でも形になります。前職の業務を「事務で活きる力」に翻訳し、具体的に書くのがコツ。上の記入例を、自分の言葉に置きかえて使ってみてください。

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